「このまま、先代のやり方と古参社員の空気の中で、経営を続けていくべきなのか――」建設業の二代目であれば、一度はそう感じたことがあるはずです。
しかし、その壁はあなたの能力不足ではありません。
先代が築き上げた「阿吽の呼吸」という名の属人化と、変化を受け入れにくい組織の慣習。
それらが重なり合い、あなたの意思決定やリーダーシップを発揮しにくくしている――いわば“構造の問題”として存在しているのです。


私はこれまで3,000社を超える会社に関わり、35億円の負債を抱えた組織の再建にも立ち会ってきました。
その中で確信したのは、人の意識を変えようとする前に、「古い組織構造から新たな組織構造」へと組み替えることで、組織は現実的に変わり始めるということです。
先代への敬意は持ちながらも、依存は断ち切る。古参社員と対立するのではなく、仕組みによって納得させる。あなたが本当の意味で「自分の会社」を動かし始めるための、実践的な承継戦略をここにまとめました。

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古い現場事務所の室内で、手前左側にスーツと白いヘルメットを着用した男性が背を向け、壁に貼られた新・港湾開発プロジェクトの大きな手書き図面ボードを見上げ、右側のデスクでは年配社員と男性社員2人が図面を指差し打ち合わせをしている様子

二代目社長が直面する「見えない組織の壁」

社長に就任したはずなのに、なぜか会社を動かしている実感がない。
指示は出しているのに、現場は思った通りに動かない。
それどころか、どこかで“見えないブレーキ”がかかっている感覚がある――。
もしあなたがそう感じているなら、それは決して気のせいではありません。


二代目の会社には、表からは見えない「構造的な壁」が存在しています。
・先代のやり方が“正解”として残り続けている
・古参社員の暗黙のルールが、現場の判断基準になっている
・本音が出ず、表面的な報告だけが上がってくる
・問題が起きても、「波風を立てない」ことが優先される

この状態では、いくら社長が変えようとしても、組織は簡単には動きません。
なぜなら、現場は“あなたの言葉”ではなく、これまで積み重ねられてきた「空気」と「慣習」によって動いているからです。


その結果、何が起きるのか。
・判断が遅れる
・問題が表に出てこない
・利益がどこで消えているか分からない
・気づいた時には手遅れになっている

そして最も厄介なのは、誰も悪くないように見えることです。だからこそ、問題は放置され、「なんとなく回っている会社」が出来上がっていきます。しかし、その裏では確実に利益は削られ、組織の力は弱っていきます。あなたが感じている違和感の正体は、“人”ではなく、“構造”にあります。

二代目社長が直面する、典型的な組織の歪み

気づかないうちに、会社の主導権を握られていませんか?

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    先代のやり方を変えたいが、どこかで遠慮してしまう

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    古参社員の顔色を見て、意思決定が鈍ることがある

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    現場は動いているが、自分の意図通りに動いている実感がない

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    重要な問題ほど、後から報告が上がってくる

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    会議では意見が出ず、結論だけが“無難に”まとまる

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    「それ、前からこうなんで」と言われ、踏み込めない

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    結局、最後の判断はすべて自分に戻ってくる

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    会社は回っているが、このままでいいのかという不安が消えない

もし一つでも当てはまるのであれば、問題は偶然ではありません。
それは、先代から引き継いだやり方と、現場に根付いた慣習が絡み合い、あなたの意思が通りにくい「構造」になっているというサインです。
この状態のままでは、いくら努力を重ねても、会社の舵取りを“自分の手”で行うことはできません。



※当社が支援した建設業の社員に対して、無記名でのアンケート調査でも、同様の傾向が明確に現れています。

         建設業の組織実態調査グラフ「Q1. 会社にビジョンがない」の回答結果。YESが121人、NOが72人と、半数以上の社員が会社にビジョンがないと感じている組織実態を示す棒グラフ

グラフをご覧ください。
会社にビジョンがない。そして、高齢化が進んでいる。
この2つの数字は、建設業の事業承継の現場で必ず見えてくる構造です。ビジョンが見えない組織では、社員は先代のやり方にしがみつくしかありません。高齢化が進むほど、その傾向は強くなります。
二代目が何かを変えようとするたびに、「前はこうだった」という抵抗が生まれるのは、偶然ではありません。
これは人の問題ではありません。構造の問題です


▶ このアンケートの詳細データを見る
https://managementok.jp/executive/research-construction/

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現場事務所の室内で、手前左側に白いヘルメットと紺色の作業着を着用した若い男性経営者が、腕を組んでうつむき険しい表情で考え込んでおり、背後の窓の外ではヘルメット姿の社員たちが夕暮れ時の工事現場で談笑している様子

なぜ、あなたは組織を動かせないのか?

二代目経営者が必ず陥る3つの罠

データを見て、「うちも同じだ」と感じた方も多いはずです。
しかし、ここで一つ厳しいことを言います。
その状態を生んでいるのは、現場でも、古参社員でもなく――あなた自身の関わり方です。二代目経営者の多くは、無意識のうちに「組織が動かなくなる構造」を自ら作っています。


① 先代を否定できず、「中途半端な改革」になる
先代への敬意が強いほど変えたいのに変えきれない、古いルールを残したまま新しいことを足す。
結果、現場は混乱します。「何が正解か分からない組織」になるのです。


② 古参社員との衝突を避け、「空気に支配される」
本来は変えるべきところでも、反発が怖い、関係性を壊したくない
この判断が積み重なると、組織の主導権はあなたではなく“空気”が握ります。


③ 「自分でやった方が早い」で、組織を壊す
現場経験がある二代目ほど陥ります。
・任せられない
・口を出してしまう
・結局自分でやる
その結果、 管理職は育たず、組織は一生“個人依存”のまま。

これらに共通しているのは一つです。 “人の問題”に見えて、実は“構造の問題”だということ。だからこそ、感情や根性ではなく、仕組みで組織を動かす必要があるのです。

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営業時間: 9:00~17:00
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コンクリート壁の薄暗い通路内で、手前中央に青いヘルメットとスーツを着用した男性が立ち、真剣な表情で左側の暗闇を指差し、その背後で青いヘルメットを被った作業着姿の社員4人が指示の方向を見つめている様子

二代目がやってはいけない“3つの失敗”

組織を動かせない原因が「構造」にあると分かったとしても、ここで多くの二代目が同じ失敗を繰り返します。それは、「やり方」で何とかしようとすることです。


① 先代を否定して、力で変えようとする
「このやり方は古い」「これからは自分のやり方でやる」
その正論は、現場では通用しません。なぜなら現場にとって先代は、“結果を出してきた絶対的な存在”だからです。正しさで押し切ろうとすればするほど、古参社員との溝は深まり、組織は分裂します。


② 古参社員に配慮しすぎて、何も変えられない
逆に、衝突を避けようとしてこうなるケースも多い。「まずは様子を見よう」「関係ができてから変えよう」
しかしその間にも、現場の非効率と利益の流出は続いています。結果として、“何も変えられない社長”という評価だけが残る。


③ 人を入れ替えれば解決すると思ってしまう
最後に多いのがこれだ。「合わない人間を切って、新しい人を入れればいい」
しかし、構造が変わっていなければ、入ってきた人材も同じように機能しなくなります。つまり問題は、人ではない。“人がどう動くかを決めている構造”そのものです。


二代目がやるべきことは、先代と戦うことでも、社員を変えることでもない。しかしここで多くの二代目が直面する現実がある。正論を言っても、組織は動かない。

それは、誰が組織のハンドルを握っているのかが曖昧になっているからだ。先代の影響力が残っている、古参社員が実質的な決定権を持っている、社長の指示が『意見』として処理される。この状態では、いくら正しいことを言っても組織は変わらない。


強く押し切れば対立する。諦めて任せれば崩壊が進む。どちらも間違っている。
必要なのは、人を変えることではなく、誰が、どのルールで、どうやって組織を動かすのか、この構造を定義し直すことだ。そのために必要なのが、次の3つの柱である。

先代のやり方を引き継いだだけでは、主導権は握れない
気づくまでに、私は何社も見てきた

会社を継いだはずなのに、実感がない。現場は動いている。社員も働いている。

しかし、会社が自分の意思で動いているという感覚がない。 多くの二代目がそう感じる。

そして、その原因を「自分の経験不足」だと思い込む。 しかし、それは違う。 私がこれまで見てきた会社の結論は一つだ。主導権が握れないのは、能力の問題ではない。先代の時代につくられた「属人的な構造」がそのまま残っているからだ。


その構造の中で何をやっても、組織は変わらない。

給料を上げても、ルールを増やしても、朝礼で方針を話しても、元に戻る。 なぜ組織は変わらないのか。それは先代社長が築き上げた組織に「3つの柱」がないからだ。


「3つの柱」の具体的な中身が、以下となります。

第1の柱:組織の三要素

組織が機能するために、最低限必要な3つの要素がある。共通目標・意思疎通・意欲動機付けだ。

・共通目標とは、二代目であるあなたの将来のビジョンが、古参社員から現場の職人まで届いていること。「今日の工事が無事に終わればいい」という意識から脱し、利益率の高い現場へのチャレンジや、技術・知識の向上に率先して取り組む集団へと変わることだ。先代のビジョンが残ったままでは、現場はどちらを向けばいいかわからない。


・意思疎通とは、部署間、上司と部下、部下同士が、現場の状況・現場で起きた問題への対策・現場ごとの方向性を、阿吽の呼吸で共有できている状態のことだ。先代時代は、長年の関係性と経験がその役割を果たしていた。しかし二代目の時代には、その「阿吽の呼吸」を意図的に仕組みとして設計し直さなければならない。そうしなければ、早期に対処できた問題が、気づいた時には手のつけられないほど大きくなっている。


・意欲動機付けとは、社員が「この会社で自分はどう成長できるのか」を見通せること。先代への忖度が残る組織では、若手は将来を見通せず、静かに去っていく。 この3つが揃って初めて、組織はあなたの意思で動き始める。


第2の柱:管理職の定義(5つの責任+1)

組織の三要素が整ったとして、それを現場で機能させるのは誰か。管理職だ。

しかし建設業の二代目の会社で最も管理職が機能していない。判断ができない、責任を持たない、問題を問題としない。なぜそうなるのか。

先代時代の「空気と関係性」で動いてきたからだ。現場監督として優秀でも、管理職として何をすべきかが定義されていない。 管理職が本当に機能するためには、5つの責任がある。

・業績の責任→ 数字で成果を出す。実行予算と進捗を常に紐づけて管理すること。

・業務改善の責任→ 問題が起きてからではなく、事前に課題を潰す仕組みを作ること。

・報告の責任→ 「やったこと」ではなく、利益に対して何が起きているかの報告に変えること。

・部下育成の責任→ 作業を教えるのではなく、人間性であったり、判断を考えさせる関わりを持つこと。

・計画実行の責任→ 立てた計画を確実に実行し、成果を出すこと。

そして+1、経営理念の浸透。先代のビジョンではなく、あなたのビジョンと判断基準を、現場の共通言語にすること。 これを「意識しろ」と言うだけでは意味がない。仕組みに落とし込まなければ、管理職は必ず先代時代のやり方に戻る。


第3の柱:組織のPDCAを誰が回すか

第1の柱で組織の土台が整い、第2の柱で管理職の役割が定義された。

しかしこれだけでは、まだ足りない。 組織が自走するためには、組織のPDCAサイクルを回し続ける人が必要だ。 先代の会社では、社長(先代)が全部決めていた。その構造がそのまま残っているから、二代目であるあなたにすべての判断が集まる。工事のトラブルも、職人の問題も、価格交渉も。 PDCAを回すのは社長ではない。管理職だ。

この回路を管理職が自分のものとして回し始めたとき、あなたは初めて足元の問題から解放され、先代の影響から脱し、自分の経営構造をつくれるようになる。


ただし、ここで重要なことを伝えておきたい。

3つの柱は、掲げるだけでは意味がない。 多くの二代目が、理念を壁に貼り、方針を朝礼で話し、会議で説明する。しかしそれだけでは、組織は変わらない。花火と同じだ。打ち上げた瞬間は明るくなるが、すぐに消える。 なぜか。古参社員も、管理職も、頭では理解していても、今までのやり方を変えたくないからだ。

だからこそ必要なのは、この3つの柱を軸に、徹底的に話し合うことだ。 「自身が目指す目標とは何か」「意思疎通ができていない場面はどこか」「組織のPDCAを誰が回すのか」これらを、二代目であるあなたが古参社員・管理職と向き合い、互いが納得するまで議論を重ねること。 その過程で初めて、組織に3つの柱が根付く。これは時間がかかる。 この対話を省略した改革は必ず反発を生み、古参社員や管理職が定年退職するまでは何もできないのだ。 それが、建設業の二代目の現場で何度も見てきた現実だ。

お客さまの声

【プロフェッショナルの守秘義務として】
なぜ、当社は実名を一部しか載せないのか。
以前、支援先のお客様に改善の経緯を詳細に掲載していた際、あるお客様から切実なご連絡をいただきました。「先生のHPが会社名検索で上位に入り、改善前の苦しかった状況を取引先や社員に見られて困っている」と。会社が劇的に良くなり、ビジネスが広がったからこそ起きた「嬉しい悲鳴」ではありましたが、経営再建というデリケートな問題を扱うプロとして、私は猛省しました。
それ以来、当社ではクライアント企業の社会的信用を第一に考え、厳格な守秘義務を遵守しています。 現在は、掲載を特別に許可いただいたお客様の声のみをご紹介しております。


実録:先代との確執と組織の分裂を乗り越えた、二代目の決断

【東京都/総合建設業/従業員50名規模】


私が川原社長と最初にお会いしたのは2年前になります。

当時の私は、事業承継のタイミングで、会社の方向性に強い迷いを抱えていました。 先代が築いてきたやり方を否定することもできず、かといって現場の実態は明らかに歪んでいる。 古参の役員や社員との間にも見えない壁があり、「このままで本当にいいのか」という不安だけが積み重なっていきました。 そんなとき、知人から紹介されたのがマネジメントオフィス・Kでした。


初めて川原社長とお会いしたときの印象は、 「この人は本気で会社を変えにくる人だ」というものでした。

当時の私は、悩みの多さから覇気もなく、声も小さく、人の目を見て話すことすらできない状態でした。 そんな私に対して、川原社長は一言、 「お前さん、大丈夫か?」 と声をかけてくれました。 その言葉は、今でも忘れられません。


コンサルティングが始まって最初に行われたのは、社員全員への個別面談でした。

現場で何が起きているのか なぜ利益が残らないのか 組織のどこに歪みがあるのか それらが一つひとつ洗い出され、これまで見えていなかった問題が、すべて“見える化”されていきました。

最初は社員から戸惑いの声もありました。 しかし、これは会社を良くするために必要なプロセスであることを丁寧に伝え、少しずつ理解が広がっていきました。


その後は、経営・組織の根本からの立て直しです。

私は「経営とは何か」という本質から叩き込まれ、 幹部は“管理職の役割”を再定義され、 現場には原価管理や利益意識が徹底されていきました。

これまで感覚で動いていた組織が、 “利益を残すための構造”として動き始めた瞬間でした。 結果として、売上は一時的に下がりました。

しかしそれは、意図的に「利益の出ない仕事」を止めた結果です。


その代わりに、利益は前年比で2.5倍に回復。 さらに大きかったのは、 あれだけ距離のあった古参役員や幹部との関係が、 今では「同じ方向を向くパートナー」に変わったことです。

正直に言えば、最初はコンサルタントに対して不信感もありました。 「きれいごとだけ言って終わるのではないか」と。

しかし川原社長は違いました。 厳しいことも言う。逃げ場も作らない。 それでいて、最後まで見捨てずに伴走してくれる。 その姿勢に、私自身が一番変えられたのだと思います。 まだ道半ばではありますが、 2年前の自分には、もう戻りません。

今は、自分の意思で会社を動かしている実感があります。



Case 02 2代目の孤独と組織の分断を突破
「社長が現場に行かなくても、利益が残る組織へ」(石川県・総合建設業/代表取締役 A様)

先代から引き継いだものの、古参社員との溝が埋まらず、すべての現場を自分で確認する日々。体力的にも精神的にも限界でした。
しかし「社長が屋根を支えてはいけない」という一言をきっかけに、管理職へ“5つの責任”を徹底。
今では、現場に行かなくても利益が計画通りに残る状態に。
夜、現場の心配をせずに眠れるようになったことが、何よりの変化です。


Case 03 どんぶり勘定からの脱却
「利益が“終わってからわかる恐怖”がなくなった」(静岡県・土木工事業/専務取締役 B様)

完工後に赤字が発覚することを繰り返していました。
「利益先行管理」を導入してからは、現場の動きと利益が直結。
職人自身が数字を意識するようになり、組織全体の行動が変化。
導入1年で、営業利益が1.5倍に改善しました。


Case 04 事業承継と組織再構築
「次世代に渡せる“状態”を作れた」(東京都・設備工事会社/代表取締役 C様)

息子に継がせたいが、このままでは渡せない――その不安から相談しました。
単なるアドバイスではなく、現場に入り込み、若手育成から組織の再設計まで伴走。
結果として、安心してバトンを渡せる状態まで整いました。
今では「任せられる組織」に変わっています。


他のお客様の声☞https://managementok.jp/executive/voice/

マネジメントオフィス・Kが現場でやること

組織を変えようとしたとき、多くの二代目経営者はこう考えます。「自分で何とか変えられないか」と。
しかし結論から言えば、その発想のままでは、組織は変わりません。

理由はシンプルです。二代目の会社にはすでに、変えられない構造が出来上がっているからです。
・先代から続くやり方が「正解」として残っている
・古参社員との関係性が、意思決定に影響している
・問題があっても「波風を立てない」という判断が優先される
これは能力の問題ではありません。組織の中にいる限り、その構造に縛られ、正しく判断できなくなる。それが現実です。


では、コンサルタントを入れれば解決するのか。答えはNOです。
世の中の多くのコンサルティングは、ツールを導入する、仕組みを整える、一時的に数字を改善する——ここまではやります。しかし、時間が経てば元に戻る。
それはなぜか。二代目と古参社員・幹部の間に本当の意味で入り込み、互いの本音を引き出し、橋渡しができるコンサルタントがほとんどいないからです。それは教えないのではなく、できないからです。


経営を知らない者が、経営とは何かを語っても、古参社員には響きません。先代と一緒にやってきた義理やプライドを持つ幹部たちが、なぜ二代目の言葉に耳を傾けなければならないのか。その「納得」を引き出せなければ、どんな仕組みも絵に描いた餅になります。


私がやるのは、現場に入ることです。
二代目であるあなたに対してだけでなく、古参社員・幹部に対しても真正面から向き合います。「経営とは何か」「組織として何を目指すべきか」を、泥臭く説き続けます。
先代への義理やプライドを持つ幹部と、若き二代目の間に入り込み、互いの本音を引き出しながら、バラバラだった組織の間を繋ぐ。その過程で初めて、二代目とベテラン幹部が本音で話し合える人間関係が生まれます。そして組織は、本当の意味で一つになって動き始めます。
まず、今の組織の状態を、社長と一緒に整理します。
・3つの柱のどこが欠けているのか。
・先代時代の構造がどこに残っているのか。
・組織のPDCAを回す人が、組織の中にいるか。

これを明確にした上で、管理職・社員と直接向き合い、改善を現場に根付かせていきます。


古参社員との調整、管理職への個別指導、社員面談による現場の本音の把握まで、二代目が一人で抱えてきた課題に、伴走者として最後まで付き合います。
目指すのは、「社長がいなくても、現場が回る状態」です。先代の影響から脱し、あなた自身の経営構造をつくること。それが、私のゴールです。

一人で抱えてきた問題を、整理してみませんか


「このままではいけない」と感じながら、毎日の現場対応に追われ、手が打てないでいる。そういう経営者を、私は何人も見てきました。
そして、その多くが、「もう少し早く動いていれば」と言います。私への相談は、売り込みではありません。今の組織の状態を、一緒に整理するだけです。やる・やらないは、そのあとで決めれば良い。
まず、話してみてください。相談は何度でも無料です。
これまで全国各地へ赴き、現地で直接ご相談に対応してきました。遠方の経営者様も、まずは一度お聞かせください。

よくある質問(Q&A)

Q1:まだ承継して間もないのですが、相談するのは早いでしょうか?
いいえ、むしろ今が最適なタイミングです。多くの二代目が陥るのは、「もう少し様子を見てから」と判断し、気づいたときには、変えられない状態になっていることです。組織は時間が経つほど、現状維持の力が強くなります。早い段階で構造を整えた会社だけが、その後の経営を圧倒的に楽にします。


Q2:先代や古参社員との関係が悪化しないか不安です。

正面からぶつかる必要はありません。私が行うのは、「人を変えること」ではなく、判断基準を揃えることです。なぜその判断をするのか、会社として何を優先するのか。これが明確になれば、感情ではなく基準で話ができるようになります。結果として、対立ではなく納得によって組織が変わる状態をつくります。


Q3:管理職が弱く、任せられる人材がいません。
問題は人材ではなく、定義です。多くの会社では、管理職に「何をすべきか」が明確にされていません。その状態で「任せる」と言っても、機能するはずがない。私はまず、管理職の役割と責任を明確にし、判断できる状態を作るところから始めます。人を入れ替える前に、構造を変える。これが順番です。


Q4:現場が忙しく、改革に時間を割けるか不安です。
むしろ、その状態だからこそ必要です。今の忙しさの多くは、判断の遅れ、無駄な手戻り、責任の曖昧さから生まれています。構造を変えることで、「忙しいのに利益が残らない状態」から「余裕を持って利益が残る状態」へ変わります。短期的には負荷がかかりますが、中長期では確実に負担は軽くなります。


Q5:どのくらいで効果が出ますか?

早い会社では、1〜2ヶ月で変化が出始めます。ただし重要なのは、一時的な改善ではなく、戻らない状態を作ることです。そのため、約5ヶ月で、管理職が機能し、判断が揃い、組織が自走し始める状態まで持っていきます。


Q6:他のコンサルティングと何が違うのですか?
最も大きな違いは、「やり方」ではなく「判断基準」から変える点です。多くのコンサルは、ツール導入・仕組み整備・ノウハウ提供に留まります。私は、誰が判断しているのか、何を基準に意思決定しているのか、その判断が利益に繋がっているのか、ここを変えます。つまり、組織の動きそのものを変えます。


Q7:本当に自分の会社でも変わるのでしょうか?
結論から言えば、変わります。ただし条件は一つ。本気で変える意思があるかどうかです。組織は、正しい順番で構造を変えれば、必ず変わります。しかし、先代への遠慮、現場への配慮、決断の先送り、これを続ける限り、何も変わりません。


■ 最後に
ここまで読んでいるあなたは、すでに気づいているはずです。問題は「人」ではない、問題は「構造」にある。そしてもう一つ。変えられるのは、あなただけだということに。

現場型経営コンサルタントとして20年以上、延べ3,000社の課題解決を実現

株式会社マネジメントオフィス・K

建設業二代目経営者の組織再設計専門コンサルタント・川原一紀

代表取締役 川原一紀

プロフィール

川原一紀(かわはら かずのり)
株式会社マネジメントオフィス・K 代表取締役
20年以上にわたり、中小企業の経営改善、事業再生、組織改革、人材育成に携わり、延べ3,000社以上の現場で実務支援を提供。名古屋を拠点に全国の企業に伴走型サポートを行い、経営課題の根本解決を実現しています。特に、資金繰り改善、売上回復、社員定着率向上など、数字で成果が見える改善策を強みとし、社長代行としての役割も果たしながら、組織全体の士気と生産性向上をサポート。現場での実務経験に基づく、具体的な提案で、経営者・管理職・後継者の成長も後押しします。


■ 組織変革の証明(実績・事例)
◎ お客様の声・支援実績
社長一人に依存した状態から、いかにして現場が自ら動き出したのか。属人経営から「自走型組織」へ変革を遂げた企業の実録と、現場リーダーたちの手書きの声まで、まとめてご紹介しています。
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◎ 執筆・メディア活動実績
20年、3,000社の修羅場から導き出した組織再生の指針を、雑誌・新聞・Webメディアでの掲載歴、著書・小冊子を通じて発信しています。
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「数字の専門家」ではなく、「現場に入り込む実務家」であること。財務・組織・現場の三方向から同時に立て直す、伴走型のコンサルティングが、全国の経営者から選ばれている理由です。


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https://www.youtube.com/@組織成長戦略


マネジメントオフィス・Kの概要
会社名:株式会社マネジメントオフィス・K
代表者:川原一紀
・設立:2008年6月
・所在地:名古屋市中区栄4丁目16番8号 栄メンバーズオフィスビル805
・事業内容:業績改善・事業再生・社長代行・人材教育・管理者教育・後継者育成
・特徴:20年以上、延べ3000社以上の現場型コンサルティング実績。伴走型サポートで企業の課題解決を短期間で実現。


相談は何度でも無料です。

これまで全国各地へ赴き、現地で直接ご相談に対応してきました。遠方の経営者様も、まずは一度お聞かせください。


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