資金繰りが厳しくなる会社に共通しているのは、「まだ大丈夫」と思っている期間が長いことです。数字が悪化しても、社長は「もう少し頑張れば」と考え、現場も必死に動きます。しかし、その間に銀行の見方は、静かに変わり始めています。
私はこれまで、金融機関からの依頼で数多くの経営改善・企業再生に入ってきました。そこで分かったのは、銀行が本当に見ているのは決算書の数字だけではないということです。経営者が本気で変わろうとしているか。銀行が支援を続けるかどうかは、そこにかかっています。
ここでは、実際に銀行が「支援をやめる」と判断しかけた会社が、どうやって立ち直ったのか。その実話とともに、資金ショートの兆しに気づいた今、何から手を打つべきかをお伝えします。

現場で何とかしようとしても資金繰りは改善しない
資金繰りが厳しくなると、多くの中小企業は、まず「現場」に目を向けます。
・もっと売上を上げよう
・無駄を減らそう
・残業を減らそう
・営業を強化しよう
どれも間違いではありません。しかし、ここに大きな落とし穴があります。
現場の改善だけでは、資金繰りは根本的に良くならない。なぜなら、現場は「与えられた条件の中で動く場所」だからです。
・誰が、どこまで判断していいのか
・利益が出る仕事と、出ない仕事の線引き
・忙しさと成果をどう評価するのか
これらが曖昧なままでは、現場がどれだけ頑張っても、結果は一時しのぎにしかなりません。
実際、資金繰りが悪化している会社ほど、社長も社員も、必死に動いています。それでも数字が改善しないのは、努力が足りないからではありません。
粗利が現金だと認識していないか――そこに気づかないまま走り続けていることが原因です。
・売掛金の未回収はないか
・余分な仕入れが不良在庫になっていないか
・売上を上げても原価は上がっていないか
・利益を残すための原価の管理はしているか
・人が育ち、任せられる仕組みがあるか
・社長が現場に張りつかなくても回る体制か
ここに手を付けず、現場だけを動かし続ければ、いずれ「資金繰り」という形で問題は表面化します。逆に言えば、資金繰りが崩れる前の今だからこそ、打てる手があります。
それは、現場を責めることでも、気合を入れ直すことでもありません。組織と仕組みを、経営の視点で立て直すこと。
そしてもう一つ、見落とされがちなのが、その会社を「外側」から見ている銀行の視点です。銀行は今、あなたの会社をどう見ているのでしょうか。
名古屋の中小企業向け
資金繰り改善チェックリスト
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受注ごとの原価と利益を把握している
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現場スタッフに原価・利益の仕組みを共有している
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無駄な作業や手戻りを減らすルールを作っている
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判断基準やルールが明文化されている
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社長が不在でも業務が滞らない体制になっている
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指示待ちにならず、現場が自ら判断して動ける環境になっている
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受注→原価→利益→入金のフローを整理している
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売上は上がっているのに資金が回らない状況がないか確認している
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金融機関に「資金を有効に使い、返済できる会社」と評価されるプロセスになっている
しかし残念ながら、多くの会社はそうなっていません。私が実施した無記名アンケートでも、その実態が数字としてはっきり表れています。
【建設業】具体的な計画がなく、組織が機能していない現実
経営者の実に7割以上が「具体的な方法論や計画がない」と回答し、半数以上が「組織が機能していない」と感じています。銀行が最も重視する「計画性」と「組織の仕組み」、その両方が現場レベルで大きく欠けているのが実態です。
▶建設業の詳細データはこちら
URL:https://managementok.jp/executive/research-construction/
【製造業】幹部のリーダーシップ不足と、機能しない組織
製造業でも、多くの現場で「幹部にリーダーシップがない」「組織が機能していない」という声が上がっています。属人化した現場ほど、資金繰りの根本原因が見えにくくなっている実態です。
▶製造業の詳細データはこちら
URL:https://managementok.jp/executive/research-manufacturing/
▶一般業種の方はちこら
URL:https://managementok.jp/executive/research-service/
あなたの業種に近いデータも、ぜひ確認してみてください。
銀行が融資を拒否する主な判断基準
銀行はボランティアではありません。貸したお金を、利息とともに回収することが至上命題です。以下のいずれかに懸念があると、融資のハードルは一気に上がります。
①「返済財源」の欠如(最も重要)
銀行が返済能力を判断する際に見ているのは、「黒字かどうか」ではなく、「返済後に現金が残るか」です。実は、利益が出ていても、借入金の元本返済が苦しくなることがあります。元本返済は損益計算書には出てこないため、多くの経営者が見落としてしまうポイントです。
銀行が重視するのが「債務償還年数」という指標です。今ある借入金を、会社が生み出す現金で何年かけて返せるか、という目安になります。
10年以内:健全、融資に積極的
10〜15年:許容範囲
15〜20年:要注意、条件が厳しくなる可能性
20年以上:融資が難しくなる
同じ利益水準でも、売掛金や在庫が資金を固定していれば、実際に返済に回せる現金は大きく目減りします。「利益は出ているのに、なぜか融資に苦戦する」という会社の多くは、この債務償還年数が悪化しているケースがほとんどです。
②資金繰り・キャッシュフローの悪化
帳簿上は利益が出ていても、手元の現金がショートしていれば、銀行は「危ない会社」と見ます。特に「なぜ今、お金が足りないのか」の理由が明確でない場合、経営管理能力そのものが疑われます。
③税金や社会保険料の滞納
経営者としての社会的信用の欠如と見なされます。最も早く、確実に審査に落ちる理由の一つです。
④業績の継続的な悪化(赤字・債務超過)
特に2期連続の赤字は大きな警告信号です。3期連続となると、よほど明確な再建計画や担保がない限り、新規融資は極めて困難です。
⑤事業計画の具体性・妥当性の欠如
「売上が上がるはず」といった根拠のない計画や、資金使途が曖昧な計画は、銀行員にとって「貸したお金がどう使われるか分からないリスク」そのものです。
もし今、窓口や担当者に融資を断られているなら、銀行はあなたに対して次のような懸念を抱いている可能性があります。
・「現状把握ができていないのでは?」――資金繰り表など、現金の動きを正確に管理する資料を提示できなければ、銀行は「経営者が自社の危機を正しく認識できていない」と判断し、怖くて貸せません。
・「融資しても、焼け石に水ではないか?」――資金繰りがすでに逼迫しすぎている場合、今回の融資が赤字の補填に使われるだけで、根本的な解決にならないと見なされることがあります。
・「経営者の説明に一貫性がない」――面談での受け答えや資料の数字に矛盾があると、信頼関係(与信)が崩れます。

本質を見抜き、再建への一歩を踏み出す
私のところには、よくこんな相談が寄せられます。「資金繰りが苦しいので、銀行交渉を代わりにやってもらえないか」「何か特別な資金調達の方法を教えてほしい」。中には、すでに銀行から融資を断られ、事業存続のために資金繰りに奔走している状態でいらっしゃる方もいます。
しかし、残念ながら、そうした「裏技」は存在しません。
「銀行から数千万円引き出した」というような話を見聞きすると、あたかも特別なルートや裏技があるかのように感じるかもしれません。しかし結論から言えば、銀行の審査は非常に論理的で、魔法のような「隠しルート」は存在しません。
実際に融資を受けられたケースの裏側には、必ず「銀行が納得するだけの合理的な理由」と、そのための準備があります。仮に一時的に数千万円の融資を受けられたとしても、資金が尽きれば、また同じ資金繰りに苦しむことになります。それを繰り返せば、いずれ自己破産という形で終わってしまいます。
私が多くの経営者にお伝えしているのは、「今苦しくても、融資を受けられる体制を整えることが先だ」ということです。
その対策が、資金繰りを改善するために必要な、利益を生み出す構造を理解し、組織として回る状態をつくることです。
・どの仕事が利益を生むのか
・原価は適切に管理されているか
・組織の判断基準は共有されているか
こうした視点を整理することが、資金繰り改善の最初の一手になります。金融機関もここを重視しており、仮に追加融資やリスケを受けても、「会社として利益を生み続けられるか」を確認されます。つまり、資金繰りの改善は、そのまま組織と仕組みの改善なのです。
では、具体的に何を整えればいいのか。私が実際の現場で立て直しに使っている考え方が、次の「三つの柱」です。
資金繰り改善のための、組織と仕組みの三つの柱
1. **利益を生む仕事を「見える化」する**
どの業務が利益を生み、どの業務がコストだけかを明確化。原価・利益の構造を現場と経営で共有することで、無駄な作業や手戻りを減らし、キャッシュを生む判断が組織全体で可能になります。
2. **現場が自律して動ける仕組みをつくる**
判断基準やルールを明文化し、経営者不在でも現場が適切に動ける状態を作ります。「社長がいないと決まらない会社」から脱却し、業務停滞や指示待ちを防ぎます。
3. **キャッシュを生むプロセスを設計する**
受注から利益、入金までのプロセスを整理し、無駄な資金滞留を削減。売上が上がっても資金が回らない状況を防ぎ、組織として安定した資金繰りを実現します。
私は、これまで数多くの事業再生に携わってきました。中でも特に重たかったのが、銀行から新たな融資を受けられず、債務超過が35億円にまで膨らんでいた会社の再建です。
この会社で最初に着手したのは、売上・原価・現状の利益を、どんぶり勘定から数字として引き出す「見える化」でした。次に、無駄な業務フローを一つずつ洗い出し、削れるものを削る。特に効果が大きかったのは、営業と現場の「言語」を共通にしたことです。営業が受注時に使う言葉と、現場が実際に動くときの言葉がズレていると、引き継ぎのたびに齟齬が生まれ、そこで原価が膨らみます。この言語のズレをなくしただけで、現場ごとの利益率が目に見えて改善しました。
3つの柱は、理論として並べると簡単に見えるかもしれません。しかし、35億円という規模の会社であっても、やるべきことは変わりません。見える化し、仕組みをつくり、キャッシュのプロセスを整える。この積み重ねが、会社を立て直す唯一の道です。
一時的な融資では解決できない本当の課題
融資やリスケは、一時的に資金繰りを安定させ、安心感をもたらします。
それ自体は間違いではありません。数か月先の支払いに追われている状況であれば、まず資金繰りの時間を確保すること自体が、最初の一手になることもあります。
しかし、そこで立ち止まってしまうと、多くの会社は同じ問題を繰り返します。なぜなら、融資やリスケが解決するのは「お金が足りるまでの時間」であって、「なぜお金が足りなくなったのか」という原因そのものではないからです。
原因に手を付けないまま時間だけを稼いでも、半年後、1年後には、また同じ資金繰りの悩みが表面化します。そのたびに借り換えや追加融資に頼っていては、いずれ銀行も「この会社は変わらない」と判断し、選べる手はどんどん狭まっていきます。
組織と仕組みを整えていけば、状況は変わります。利益が残る構造ができ、判断基準が現場に浸透し、キャッシュの流れが整理されていく。そうなったとき、資金繰りは"不安の対象"ではなくなり、数字は後からついてくるようになります。それが、私がこれまでの再生で確認してきたことです。
まだ大丈夫、と思っていませんか?
経営者の多くは「今はなんとか回っている」「まだ大丈夫」と考えがちです。
しかし、その判断こそが、最も危険です。資金繰りの悪化は、取引先の支払い条件の変化や突発的な出費によって、ある日一気に表面化します。
実際にご相談いただく経営者の中には、最初は「もう少し様子を見よう」と判断された方も少なくありません。しかし半年後、1年後には、「もっと早く相談しておけばよかった」と振り返るケースがほとんどです。
経営課題は、放置すればするほど、解決に必要な時間もコストも増えていきます。だからこそ、「まだ大丈夫」と思える今こそが、改善に着手すべきタイミングなのです。
金融機関は、資金繰りが悪い会社を切り捨てたいわけではありません
私は、金融機関の依頼で経営改善や企業再生に入ることが多くあります。
その際に話をするのは、担当者や支店長だけではありません。支店長のさらに上の立場の方々と、直接話をする機会も少なくありません。その方々から、「この会社を立て直してほしい」と依頼を受け、現場に入ることもあります。
ここで、多くの経営者が誤解している点があります。金融機関は、資金繰りが悪い会社に対して、融資をしたくないわけでも、リスケをしたくないわけでもありません。確かに、決算書の数字が悪ければ、融資やリスケを認めるかどうかの判断はされます。しかし、それは「もうこの会社はダメだ」と見切るための判断ではありません。金融機関が本当に見ているのは、その会社が「これから変われるかどうか」です。
仮にリスケが通る会社と通らない会社の違いも、テクニックや交渉力の問題ではありません。金融機関が恐れているのは、「融資しても、リスケをしても、何も変わらない会社」です。その判断基準は、シンプルです。
・経営者が本気で事業に向き合っているか、それとも他人のせいにしていないか
・誰が何に責任を持っているのか、組織として明確になっているか
・利益が出る仕事と出ない仕事を、区別できているか
そして、事業計画が「こうすれば会社は良くなる」という、ご自身の魂の入った計画になっているか
この4つが見えたとき、金融機関は「この会社を応援したい」と本気で考えます。数字が悪いから即アウト、ではありません。姿勢と組織の実態、そして計画に魂が入っているかどうか――それが見えない会社が、結果的に支援されなくなるのです。
私が金融機関から再生の依頼を受けるのも、単に数字を整えるからではありません。ご自身と会社に向き合い、組織と仕組みを本気で立て直す。金融機関が「この会社は変わる」と腹落ちできる状態を、現場で一緒につくる。そこまで含めて支援しているからです。
銀行が「支援をやめる」と判断する寸前だった会社が、
どう変わったかー事例
【プロフェッショナルの守秘義務として】
なぜ、当社は実名を一部しか載せないのか。
以前、支援先のお客様に改善の経緯を詳細に掲載していた際、あるお客様から切実なご連絡をいただきました。「先生のHPが会社名検索で上位に入り、改善前の苦しかった状況を取引先や社員に見られて困っている」と。会社が劇的に良くなり、ビジネスが広がったからこそ起きた「嬉しい悲鳴」ではありましたが、経営再建というデリケートな問題を扱うプロとして、私は猛省しました。
それ以来、当社ではクライアント企業の社会的信用を第一に考え、厳格な守秘義務を遵守しています。 現在は、掲載を特別に許可いただいたお客様の声のみをご紹介しております。
実例1「もう一度、この会社を信じてくれ」―5年連続赤字から、銀行が"また"融資してくれるまで
製造業(名古屋市) 代表取締役 T.K様
5年間、赤字が続きました。銀行の担当者が来るたびに、私は「頑張ります」「改善します」としか言えませんでした。
本音を言えば、何をどう改善すればいいのか、具体的には分かっていなかったのです。 2年目、3年目と赤字が続くと、銀行の言葉は明らかに厳しくなっていきました。それでも私は、心のどこかで「元請けの単価が安いんだから仕方ない」「うちの幹部も、結局は現場上がりだから」と、原因を外に求めていました。
4年目、追加融資が止まりました。資産を切り崩しながら、なんとか会社を保っている状態です。そんな時、銀行の経営支援室の方から、はっきりとこう言われました。「本気で経営改善をしないなら、貸しはがしも検討します」
正直、頭が真っ白になりました。それでも口から出たのは、また同じ言い訳でした。すると、その方に静かに聞かれたんです。「あなたは、本気でこの会社を立て直したいのですか」
その一言で、初めて自分がずっと逃げていたことに気づきました。「本気で改善したいです」
そう答えたのが、川原さんとの出会いのきっかけでした。
川原さんがやったのは、小手先のコスト削減ではありませんでした。受注単価が安いという前提はそのままに、組織と仕組みを見直し、数字の見方と判断基準を根本から変えていく作業でした。特に効いたのは、営業と現場の「言語」を揃えたことです。営業が受注時に使う言葉と、現場が実際に動く時の言葉がズレていて、その齟齬のたびに原価が膨らんでいたことが分かりました。
結果、元請けの単価は一切変わらないまま、会社は黒字に転換しました。その経緯を銀行に報告したところ、「再支援する価値がある会社です」と、まずは信用保証協会付き融資を受けることができました。
今、会社は2代目に引き継がれ、あの時支援をやめずにいてくれた銀行と、良好な関係を築きながら経営を続けています。
実例2「資金がショートする」その通告を受けた朝、目の前が真っ暗になった
建設業(愛知県) 代表取締役 M.S様
現場が急に増え、売上は前年の1.5倍になっていました。忙しさに追われながらも、私は「これだけ受注が取れているんだから大丈夫だ」と思っていました。
ところが、経理担当から「来月、支払いに数百万円足りません」と告げられた朝のことは、今でも覚えています。
頭が真っ白になりました。売上は伸びているのに、なぜ金が足りないのか。理由が分からないまま、銀行に相談に行きましたが、担当者の顔は明らかに硬くなっていました。
「現場ごとの原価は把握されていますか」と聞かれ、答えられませんでした。実際には、現場によって大きく利益率が違い、赤字の現場を黒字の現場が埋め合わせているだけの状態だったのです。入金と支払いのタイミングもバラバラで、いくら受注しても、手元の現金は増えない構造になっていました。
そんな時、川原さんに出会いました。まずやったのは、すべての現場の原価と入金・支払いのタイミングを、一つひとつ洗い出すことでした。どんぶり勘定で見えていなかった赤字現場が、はっきりと数字になって出てきました。
次に、現場監督に「この現場は今、いくら利益が出ているか」を常に把握させる仕組みを作りました。
最初は現場から反発もありましたが、数字が見えるようになると、自分たちで無駄な手戻りを減らす工夫をするようになっていきました。
半年後、資金繰り表には初めて「余裕」という文字が浮かびました。銀行にもその改善プロセスを説明したところ、「この会社は数字を見て経営している」と評価され、あの時止まりかけていた融資も継続してもらえることになりました。
今では、毎月の資金繰り表を見ながら、次の現場への投資を前向きに考えられるようになっています。
▶ お客様の声・支援実績を見る
https://managementok.jp/management_consulting1/voice/
マネジメントオフィスKが実現する、短期間で成果を出す改善法
持続可能な成長と組織の安定化
改善策が定着した後、業績改善・社員育成・管理職教育を通じて、会社全体の運営力を底上げします。現場での仕組みを標準化することで、経営者不在でも安定した運営が可能となり、短期改善から持続的成長まで伴走型で支援します。
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# 01
現状分析と課題把握
・会社の現状を数字と組織の両面で精査
まずは会社の現状を詳細に把握することから始めます。資金繰り、売掛金の回収状況、過剰在庫、原価管理、社員の役割や責任範囲など、経営者の目だけでは把握しきれない現場の課題も、現場の声をヒアリングすることで浮き彫りにします。この分析をもとに、改善の優先順位と具体的施策を明確化し、短期的に成果を出す戦略を策定します。
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# 02
改善戦略の立案
・資金繰り改善・事業再生に向けた計画作り
現状分析で明らかになった課題をもとに、資金繰り改善や事業再生の具体策を策定します。営業体制の見直し、原価管理の徹底、売掛金管理の責任者明確化など、実行可能なレベルまで落とし込みます。この可視化・計画立案の考え方を体系化したものが、私が実践している利益先行管理です。
▶利益先行管理を詳しく見る:https://managementok.jp/management_consulting1/method/
この土台が整ったうえで、金融機関に向けた事業計画書を仕上げていきます。ここで最も重視しているのは、「経営者がやりたいこと」を並べた計画書ではなく、「金融機関が"これなら支援したい"と思える計画書」に仕上げることです。数字の裏付けがあり、誰が何に責任を持つのかが明確で、そして何より、経営者自身の言葉と覚悟が乗っている計画。これがなければ、どれだけ立派な体裁の書類を作っても、銀行の担当者には響きません。
計画書は、作って終わりではありません。実際に支店長や経営支援室に説明する場に、私も同席します。経営者が一人で数字を語るのではなく、専門的な補足を私が行うことで、「この会社は本気で変わろうとしている」ということが、金融機関にも伝わる状態を作ります。
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# 03
改善策の実行支援
・現場での伴走型サポート
策定した改善策を現場で実行する段階です。マネジメントオフィスKは単なる助言にとどまらず、現場に入り込み実務レベルで伴走します。部署ごとの課題改善ミーティングを定期化し、社員一人ひとりの役割や責任を明確化。売掛金や入金管理、過剰在庫の整理、原価管理の徹底など、具体的な行動に落とし込みます。経営者は全体の戦略を確認しながら、日々の運営は伴走チームに任せられる体制を作ります。 -
# 04
進捗管理と改善サイクル
・PDCAを現場レベルまで落とし込む
改善策を実行した後も、進捗状況の定期的なチェックが欠かせません。売上や利益、資金繰りの推移を日次・週次でモニタリングし、計画通りに改善が進んでいるかを確認。必要に応じて調整を行い、問題が再発しないよう仕組みを強化します。改善のPDCAを現場レベルまで落とし込むことで、経営者が安心して会社運営に集中できる環境を作ります。 -
# 05
持続可能な成長と組織の安定化
・改善成果を定着させ、会社全体の底上げ
改善策が定着したら、次は持続的な成長フェーズです。業績改善の成果を維持しながら、社員育成や管理職教育、後継者育成を通じて、組織力と経営力の底上げを図ります。現場で改善を実行できる仕組みを標準化することで、経営者不在時でも会社が安定的に運営される状態を確立。短期的な黒字化だけでなく、長期的に安定した経営基盤を作り、会社全体の持続的成長につなげます。資金繰り・事業再生についてもっと知りたい方はこちら 業種別の解決事例や、資金繰り・事業再生の全体像もあわせてご覧いただけます。 ▶︎ 資金繰り・事業再生の全体像を見る
現場型経営コンサルタントとして20年以上、延べ3,000社の課題解決を実現
株式会社マネジメントオフィス・K
代表取締役 川原一紀
プロフィール
■ 川原一紀(かわはら かずのり)
株式会社マネジメントオフィス・K 代表取締役
20年以上にわたり、中小企業の経営改善、事業再生、組織改革、人材育成に携わり、延べ3,000社以上の現場で実務支援を提供。
名古屋を拠点に全国の企業に伴走型サポートを行い、経営課題の根本解決を実現しています。
特に、資金繰り改善、売上回復、社員定着率向上など、数字で成果が見える改善策を強みとし、社長代行としての役割も果たしながら、組織全体の士気と生産性向上をサポート。
現場での実務経験に基づく、具体的な提案で、経営者・管理職・後継者の成長も後押しします。
■ 組織変革の証明(実績・事例)
◎ お客様の声・支援実績
社長一人に依存した状態から、いかにして現場が自ら動き出したのか。属人経営から「自走型組織」へ変革を遂げた企業の実録と、現場リーダーたちの手書きの声まで、まとめてご紹介しています。
▶ お客様の声・支援実績を見る
https://managementok.jp/management_consulting1/voice/
◎ 執筆・メディア活動実績
20年、3,000社の修羅場から導き出した組織再生の指針を、雑誌・新聞・Webメディアでの掲載歴、著書・小冊子を通じて発信しています。
▶ メディア掲載・出版実績はこちら
https://managementok.jp/management_consulting1/media/
▶ 選ばれる理由
「数字の専門家」ではなく、「現場に入り込む実務家」であること。財務・組織・現場の三方向から同時に立て直す、伴走型のコンサルティングが、名古屋の経営者から選ばれている理由です。
▶ YouTube「組織成長戦略」
https://www.youtube.com/@組織成長戦略
■ マネジメントオフィス・Kの概要
会社名:株式会社マネジメントオフィス・K
代表者:川原一紀
・設立:2008年6月
・所在地:名古屋市中区栄4丁目16番8号 栄メンバーズオフィスビル805
・事業内容:業績改善・事業再生・社長代行・人材教育・管理者教育・後継者育成
・特徴:20年以上、延べ3000社以上の現場型コンサルティング実績。伴走型サポートで企業の課題解決を短期間で実現。
まずはお気軽にご相談ください。
経営課題を抱える経営者様のための無料相談窓口。
資金繰り改善・売上回復・社員定着率向上を 伴走型でサポートします。
お問い合わせ前のQ&A
Q1. すでに銀行から融資を断られていますが、相談できますか?
A. はい、むしろそういった状況からのご相談を数多くお受けしてきました。融資を断られたことは、会社が終わりということではありません。何が原因で断られたのかを整理し、次に金融機関へ示すべき計画を一緒に作ることができます。
Q2. リスケや貸しはがしの話が出ています。まだ間に合いますか?
A. 状況にもよりますが、諦めるのはまだ早いです。金融機関が見ているのは「これから変われるかどうか」です。今の時点で本気で向き合う姿勢と、実行できる計画があれば、状況は変わり得ます。
Q3. 銀行との面談に同席してもらえますか?
A. はい。計画書の作成だけでなく、実際に支店長や経営支援室への説明の場にも同席し、専門的な補足を行います。経営者お一人で臨むより、金融機関に「本気度」が伝わりやすくなります。
Q4. 費用はどれくらいかかりますか?
A. 会社の規模や状況により異なります。まずは無料相談で現状をお伺いした上で、必要な支援範囲と費用を明確にご提示します。
Q5. 本当に自社でも資金繰り改善は可能ですか?
A. はい、可能です。資金繰り悪化の多くは、管理の不備や役割の曖昧さが原因です。売掛金の回収管理、原価管理、入金・出金の見える化など、現場で実践できる改善策を具体的に実行し、数か月以内に安定を実現するケースが多くあります。
Q6. すぐ相談すべきタイミングはいつですか?
A. 「まだ大丈夫」と思える今です。資金繰りの問題は、放置すればするほど、解決に必要な時間もコストも増えていきます。銀行との関係が完全に悪化する前であれば、打てる手は数多く残っています。
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